ふるさと納税額が過去最高に
総務省から、平成30年度ふるさと納税に関する現況調査結果が公表されました。
それによると、平成30年度のふるさと納税による寄附件数は2322万3826件(対前年度比 34.2%増)、寄附額は5127億634万円(同40.3%増)とともに大幅増加となり過去最高を更新したとのことです。
高額な返礼品やアマゾンギフト券などの返礼品を提供していたことにより、今年6月の新制度開始以降は対象外となった自治体が寄付額の上位を占めているとのことですが、その要因を除いても平成20年の制度創設以降ふるさと納税が一般的に根付いてきたことは確かなようです。
これからふるさと納税をされる方へ
令和1年の確定申告で寄付金控除が受けられるのは、寄付金受領証明書に記載されている受領日が令和1年12月31日までのものです。
年内に申し込みをしても、入金手続き等に時間がかかると今年の寄附金として処理できなくなるケースがありますので、これから年末に向けてふるさと納税をされる方はご注意ください。
また、ふるさと納税先の自治体数が5団体以内で、確定申告の不要な給与所得者等であれば、確定申告が不要なワンストップ特例制度を選択することもできます。
ワンストップ特例制度を選択する場合には、ワンストップ特例の申請書に必要事項を記入し、必要書類とともにふるさと納税を行った自治体に1月上旬までに送付する必要があります。
2月の確定申告開始より前の期日になりますので、提出漏れがないようご注意ください。
最近では、物の返礼品以外に体験型返礼品や食事券の返礼品など、様々な返礼品が出てきているようです。
ふるさと納税のポータルサイトなどから調べることが可能ですので、ぜひ自分に合う返礼品を探してみてはいかがでしょうか?
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お困りの点がありましたら、伊藤会計事務所へご相談ください。
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(清川)
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