新型コロナウイルスの影響を受ける中小企業に対して、事務所や駐車場などの地代・家賃を国が補助する「家賃支援給付金」について、各地方自治体が給付金を上乗せして給付する制度が始まりました。
地方自治体によって給付額や計算方法が変わりますので、ご注意ください。
福岡県の給付については以下の要件となっております。
給付対象者
①国の「家賃支援給付金」の給付を受けた事業者
②申請の対象となる支払賃料が国の「家賃支援給付金」の給付決定の対象となった支払賃料である
③確定申告の納税地が福岡県内の事業者
※納税地:法人は本店または主たる事務所の所在地、個人事業者は住所地または事業所等の所在地
④申請の対象となる支払賃料が福岡県内に所在する建物・土地の支払賃料である
給付額
支払賃料(月額)に基づき算出した給付額(月額)の6倍
法人の場合 最大給付額 月額10万×6か月=60万
- 支払賃料(月額)75万以下 支払賃料×1/15
- 支払賃料(月額)75万超 5万円+月額75万を超える部分×1/30
個人の場合 最大給付額 月額5万×6か月=30万
- 支払賃料(月額)37万5千円以下 支払賃料×1/15
- 支払賃料(月額)37万5千円超 2万5千円+月額37万5千を超える部分×1/30
また、北九州市内で事業を営まれている事業者の方で、令和2年6月1日から18日までの休業協力要請の対象となっていた場合は、特例加算があり、給付額がさらに上乗せされますので、合わせて確認してみてください。
募集要項は随時更新されております。詳しくは下記の福岡県ホームページをご覧ください。
参考URL:福岡県「福岡県家賃軽減支援金について」
(タナカ)
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