税金のクレジットカード納付とは
「税金のクレジットカード納付」は、インターネット上で国税庁の指定した受託者へ国税の納付の立替払いを委託することでクレジットカードを利用して国税を納付する手続きです。
メリット・デメリットがありますので、よく理解した上で自分に合った納付方法で納付されることをおススメします。
税金のクレジットカード納付のメリット
1.分割払いができる
税金は基本的に、納付期限までに一括で払わなければなりませんが、クレジット納税を用いるとそのクレジット会社の規定に沿った払い方ができます。一定の期間、支払時期に猶予ができるということです。
2.ポイントを貯めることができる
多くのクレジットカード会社では、税金の納付でポイントが付与されます。
3.自宅からの手続きのみで支払うことができる
インターネット上で手続きが完了するため、金融機関の窓口へ出向く必要がありません。
税金のクレジットカード納付のデメリット
1.決済手数料が必要となる
納税額1万円につき、76円(消費税別)の手数料がかかります。
そのためクレジットカードのポイント還元率と比較することが必要ですね。
2.領収書が発行されない
クレジットカードの利用明細書によって支払を確認することになります。
3.クレジットカードの限度額を圧迫する
納税額が大きい企業の方は上限額に注意が必要です。
以上が、税金のクレジットカード納付のメリット・デメリットでした。こちらを参考に、税金のクレジット納付、ぜひご活用ください。
参考URL:
【国税庁-クレジット納付の手続き】
https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/nofu-shomei/nofu/credit_nofu/index.htm
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(ミヤタ)
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